あるとき縮毛矯正の勉強・研究をしていました。
その時に気づいたことは、縮毛矯正を繰り返すと、数ヶ月後には髪が大きくダメージを受ける傾向があることです!
縮毛矯正には強い薬剤(アルカリ剤)が使われ、そのため髪へのダメージは当然大きいのですが、そのダメージは使用薬剤の影響だけでは説明できないほど激しいのです!!
そのダメージの原因として、薬剤(アルカリ剤)そのものもそうですが、それより縮毛矯正剤に配合されている強いコーティング成分【特殊カチオンポリマー】を疑ってみました。
この成分が髪の表面をコーティングし、髪の中にダメージの原因となるアルカリなどの成分が”残留”してしまうのではないかと考えられます。
要はコーティング成分が髪の毛の中に悪いものを「閉じ込めてしまう」のです。
この『コーティング』がストレートパーマ(縮毛矯正)の際のダメージや、髪質改善メニュー(システムトリートメント、酸熱トリートメント)などのダメージの主な原因なのではと考えました。(続く)