
おしゃれを諦めない!【カラー・パーマ】と「髪育」で輝く秘訣
新しいヘアカラーに挑戦したり、パーマでふんわりとしたスタイルを楽しんだり。ヘアデザインは、私たちの気分を上げてくれる大切な要素ですよね。しかし、同時に「髪のダメージが心配…」「カラーやパーマのせいで髪がパサつく」といった不安を抱えている方も少なくないはずです。
でも大丈夫!おしゃれを楽しみながら、髪の健康を保つ「髪育」の秘訣があるんです。今回は、カラーやパーマと上手に付き合い、ダメージを最小限に抑えながら、いつまでも輝く髪を育む方法をご紹介します。
カラー・パーマが髪に与える影響を知ろう
ヘアカラーやパーマは、薬剤を使って髪の内部の構造を変化させることで、色や形を変えます。このプロセスはどうしても髪に負担をかけます。
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キューティクルの損傷: 髪の表面を覆うキューティクルは、髪内部を守るバリアのようなもの。薬剤が髪の内部に浸透する際、このキューティクルが開いたり、傷ついたりすることで、髪の水分やタンパク質が流出しやすくなります。これが、パサつきやゴワつきの原因です。
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髪内部のタンパク質・脂質の流出: キューティクルが傷つくと、髪の主成分であるケラチンタンパク質や、髪のしなやかさを保つ脂質が流出しやすくなります。これにより、髪はハリ・コシを失い、切れ毛や枝毛の原因になることも。
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頭皮への負担: カラー剤やパーマ液が頭皮に付着すると、刺激やかゆみ、乾燥を引き起こすことがあります。頭皮環境の悪化は、健康な髪が育ちにくくなる原因にもなりかねません。
おしゃれを楽しみながら髪を守る!「髪育」ケア
ダメージをゼロにすることは難しいですが、適切な「髪育」ケアをすることで、髪への負担を最小限に抑え、おしゃれを長く楽しむことができます。
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施術前の準備が肝心!:
- 髪の健康状態を整える: カラーやパーマの施術前は、髪と頭皮を健康な状態に整えておくことが大切です。乾燥やダメージがひどい場合は、事前に集中トリートメントなどで髪のコンディションを上げておきましょう。
- 担当者との相談: 自分の髪の状態やダメージ歴を美容師に正直に伝え、髪に無理のない薬剤や施術方法を選んでもらいましょう。
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施術中のプロのケアを信頼!:
- 前処理・中間処理: 美容室では、施術中に髪を保護するためのトリートメント(前処理・中間処理)を行います。これは、薬剤の浸透を均一にし、髪のダメージを軽減するために非常に重要です。
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施術後のアフターケアでダメージを補修!:
- 徹底保湿: 施術後は、髪の内部から水分と栄養が失われやすい状態です。保湿力の高いシャンプーやトリートメントに切り替え、週に1〜2回はヘアマスクや集中トリートメントでスペシャルケアを行いましょう。
- 洗い流さないトリートメント: ドライヤーの熱や摩擦から髪を守るために、洗い流さないトリートメントは必須アイテムです。ミルクタイプやオイルタイプなど、髪質に合ったものを選びましょう。逆にコーティング系のトリートメントには気をつけましょう!髪のダメージを促進させてしまう可能性があります。
- 頭皮ケア: カラーやパーマ後は、頭皮もデリケートになっています。頭皮用ローションなどでしっかり保湿し、健やかな状態を保ちましょう。
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適切な施術頻度を守る!: 髪への負担を考慮し、カラーやパーマの頻度を意識しましょう。一般的には、カラーは1〜2ヶ月に一度、パーマは3〜6ヶ月に一度が目安とされていますが、髪の状態によって調整が必要です。
おしゃれと美髪は両立できる!
カラーやパーマは、私たちの魅力を引き出し、気分を上げてくれる素晴らしい手段です。大切なのは、ダメージを恐れておしゃれを諦めるのではなく、正しい知識と適切な「髪育」ケアで、髪を労わること。
髪の専門家として、美髪へと導くお手伝いはもちろん、心からリラックスできる時間をご提供することで、あなたの「髪と心の元気」をサポートしたいと考えています。
おしゃれを楽しみながら、いつまでも健康で美しい髪を育んでいきましょう。もし、髪のダメージやカラー・パーマの相談があれば、ぜひ私たちプロにご相談ください。