
【今日から実践!】髪が喜ぶ!美容師が教えるシャンプー&乾かし方徹底解説
「毎日シャンプーしてるのに、なんだか髪がパサつく…」 「ドライヤーで乾かすと、いつも広がる…」
もしかしたら、そのお悩み、毎日のシャンプーと乾かし方に原因があるかもしれません。髪を洗うのも、乾かすのも、普段何気なく行っている習慣ですよね。しかし、この日々のケアこそが、髪の健康と美しさを大きく左右するんです。
今回は、髪のプロである美容師が教える、「髪が喜ぶ」シャンプーと乾かし方の基本を徹底解説します。今日から実践して、見違えるような美髪を手に入れましょう!
シャンプー編:髪を傷めず、頭皮を健康に保つ洗い方
「シャンプー=髪を洗う」と思っていませんか?実は、シャンプーの本当の目的は**「頭皮を清潔に保つこと」**。正しい方法で洗うことで、髪の成長を促し、頭皮トラブルを防ぎます。
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ブラッシングで準備運動 シャンプー前は、目の粗いブラシで髪全体を優しくとかしましょう。髪の絡まりをほどき、表面のホコリや大きな汚れを落とすことで、シャンプーの泡立ちが良くなります。
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【最重要!】ぬるま湯でしっかり「予洗い」 38℃程度のぬるま湯で、髪と頭皮を2分ほどかけて丁寧に濡らしましょう。お湯だけで髪の汚れの約7割が落ちると言われています。頭皮の汚れを浮かせるイメージで、指の腹で優しくマッサージしながら行うのがポイントです。
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シャンプーは「泡立ててから」 シャンプー液を直接頭皮につけるのはNG!手のひらで適量のシャンプーをとり、空気を混ぜるようにしてしっかり泡立ててから髪と頭皮になじませましょう。泡で洗うことで、摩擦ダメージを防ぎ、洗浄成分が均一に広まります。
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指の腹で「頭皮」を優しくマッサージ洗い 爪を立てず、指の腹を使って頭皮をマッサージするように洗います。ゴシゴシこすらず、頭皮全体を動かすイメージで、優しく揉み洗いしましょう。髪の毛同士を強く擦り合わせないように注意してください。
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「洗い残しゼロ」を目指す徹底すすぎ シャンプー成分が頭皮に残ると、かゆみ、フケ、ニオイ、毛穴詰まりの原因になります。髪の生え際、耳の後ろ、首筋など、特に洗い残しが多い部分は念入りに、2〜3分かけてしっかりと洗い流しましょう。ヌルつきが完全になくなるまで流すのが目安です。
乾かし方編:ドライヤーは「熱」より「風」で美髪に
「ドライヤーは熱いし、髪が傷むから嫌い…」そう思っていませんか?実は、自然乾燥の方が髪には良くないんです。濡れた髪はキューティクルが開いており、非常にデリケートな状態。そのまま放置すると、髪内部の水分が蒸発し、ダメージを受けやすくなります。正しい乾かし方で、素早く、優しく乾かすことが大切です。
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タオルドライで水気をしっかり取る お風呂から上がったら、すぐにタオルドライを。髪をゴシゴシこすらず、タオルで挟んでポンポンと優しく叩くように水分を吸い取りましょう。髪の水分をできるだけ減らすことで、ドライヤーの時間を短縮し、熱ダメージを抑えられます。
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洗い流さないトリートメントで「守る」 ドライヤーの熱から髪を守り、潤いを閉じ込めるために、乾かす前に必ず洗い流さないトリートメント(オイルやミルクタイプ)をつけましょう。中間〜毛先を中心に、ムラなく馴染ませるのがポイントです。
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「根元」から乾かすのが鉄則! ドライヤーは、髪から15〜20cmほど離し、熱が集中しないように常に動かしながら乾かします。まずは、乾きにくい根元から風を当てて、指で髪をかき分けながらしっかりと立ち上げるように乾かしましょう。根元が乾けば、毛先は自然と乾きやすくなります。
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「冷風」でキューティクルを整える 髪が8割ほど乾いたら、ドライヤーを冷風に切り替えましょう。冷風を髪全体に当てることで、開いたキューティクルが閉じ、髪にツヤとまとまりが生まれます。このひと手間が、髪の美しさを格段にアップさせます。
髪のプロとして、あなたの美髪をサポートします
毎日のシャンプーと乾かし方を少し見直すだけで、あなたの髪はきっと見違えるように変わります。今日から実践して、髪が喜ぶ変化を実感してくださいね。
髪の専門家として、美髪へと導くお手伝いはもちろん、心からリラックスできる時間をご提供することで、あなたの「髪と心の元気」をサポートしたいと考えています。
もし、ご自身の髪質に合ったシャンプーやトリートメント選び、またはさらに詳しいケア方法について迷うことがあれば、いつでも私たちプロにご相談ください。あなたの輝く美髪を、一緒に育んでいきましょう。