
知らぬ間に髪を傷めてる?あなたのシャワーが原因かもしれません
「毎日シャンプーもトリートメントもしているのに、なぜか髪がパサつく…」 「頭皮がかゆい、フケが出るのは、シャンプーが合わないせい?」
もしあなたがそう感じているなら、その原因は、もしかしたら毎日のシャワーにあるかもしれません。私たちは、無意識のうちに髪や頭皮に負担をかけていることがあります。特に、**「水」の質や、シャワーの「使い方」**が、あなたの髪の健康に大きな影響を与えていることをご存知でしょうか?
今回は、知らぬ間に髪を傷めているかもしれないシャワーの落とし穴と、今日からできる簡単な見直しポイントを、髪のプロの視点からご紹介します。
あなたの髪、シャワーでこんなダメージ受けていませんか?
毎日のシャワーは、髪と頭皮を清潔に保つために不可欠ですが、使い方や水の質によっては、逆効果になることもあります。
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水道水に含まれる「塩素」の悪影響 日本の水道水は、安全のために塩素で消毒されています。この塩素は、強力な殺菌作用を持つ一方で、髪の表面を覆うキューティクルを傷つけ、髪の内部のタンパク質を酸化させる可能性があります。キューティクルが剥がれると、髪の水分が失われやすくなり、パサつきやゴワつき、ツヤの低下、さらにはカラーの色あせの原因に。頭皮への刺激となり、乾燥やかゆみを引き起こすこともあります。
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熱すぎるお湯での洗髪 「熱いお湯でしっかり洗いたい」と思うかもしれませんが、熱すぎるお湯は、頭皮に必要な皮脂まで過剰に洗い流してしまいます。これにより頭皮が乾燥しやすくなり、フケやかゆみ、頭皮トラブルの原因に繋がります。また、髪のキューティクルも開きやすくなり、熱によるダメージを受けやすくなります。
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シャンプーやトリートメントの「すすぎ残し」 忙しいとついサッと流してしまいがちですが、シャンプーやトリートメントの成分が頭皮や髪に残ってしまうと、毛穴の詰まりや頭皮の炎症、ベタつき、ニオイ、かゆみの原因になります。これは髪の成長を妨げ、抜け毛に繋がることも。
今日からできる!髪を傷めないシャワー習慣
髪の健康を守るために、今日からシャワーの習慣を少し見直してみませんか?
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「適温」のぬるま湯で優しく洗う シャワーの温度は、38℃前後のぬるま湯が最適です。熱すぎず、冷たすぎない温度で、頭皮と髪に負担をかけずに洗いましょう。
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浄水シャワーヘッドを検討する もし髪や頭皮の乾燥、パサつきが気になるなら、塩素除去機能付きの浄水シャワーヘッドを導入するのも一つの方法です。塩素による刺激を減らし、髪や頭皮への負担を軽減できます。
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「予洗い」と「すすぎ」を徹底する
- シャンプー前の予洗い: シャンプーをつける前に、髪と頭皮を38℃くらいのぬるま湯で2分ほどかけてしっかり濡らしましょう。これだけで汚れの7割が落ちると言われています。
- シャンプー後の念入りなすすぎ: 髪の生え際、耳の後ろ、首筋など、シャンプーやトリートメントが残りやすい部分は特に丁寧に、2〜3分かけてしっかりと洗い流しましょう。指の腹で頭皮を優しくマッサージするように流すと、洗い残しを防げます。
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髪を「こすらない」洗い方 シャンプーは、手のひらでしっかり泡立ててから髪と頭皮になじませます。爪を立てず、指の腹を使って頭皮を優しく揉み洗いするイメージで洗いましょう。髪の毛同士をゴシゴシこすり合わせると、キューティクルが傷つきやすくなります。
髪の専門家として、あなたの髪と頭皮を守りたい
毎日のシャワーは、髪と頭皮の健康を大きく左右する大切な習慣です。少しの意識と工夫で、知らぬ間に受けていたダメージを防ぎ、あなたの髪はきっと見違えるように変わるはずです。
髪の専門家として、美髪へと導くお手伝いはもちろん、心からリラックスできる時間をご提供することで、あなたの「髪と心の元気」をサポートしたいと考えています。
もし、今の髪や頭皮のトラブルがシャワーのせいかもしれないと感じたら、ぜひ一度私たちにご相談ください。あなたの髪に最適なケア方法を一緒に見つけていきましょう。